ドキュメント
DripPilot ドキュメント
インストール・設定・運用まで、DripPilotを使ううえで必要な情報をまとめました。スケジュールがうまく動かないときの対処法もこちらです。
はじめに
- 1
インストールして有効化する
DripPilotのフォルダを /wp-content/plugins/ にアップロードし、プラグインメニューから有効化します。セットアップウィザードや追加アカウントは不要です。
- 2
ペースを設定する
「設定 → DripPilot」から、1日あたりの本数の範囲、公開時間帯、開始日、投稿タイプ・カテゴリの絞り込みを設定します。特別な理由がない限り、ウォッチドッグによるリカバリは有効のままにしておくことをおすすめします。
- 3
実行する
「今すぐスケジュール」をクリックすると、既存の下書きにその場で公開時刻が割り当てられます。日次のcronに任せることも可能です。いずれの場合も、管理ダッシュボードでキューの状態と公開予定を確認できます。
設定リファレンス
すべての設定は「設定 → DripPilot」画面にあります。
- ドリップ公開を有効にする
- 全体のON/OFFスイッチです。初期状態はOFFで、準備が整うまで自動的にスケジュールされることはありません。OFFの間もダッシュボードからの手動実行は可能です。
- 1日あたりの本数(最小/最大)
- 例えば「3〜5本」のように、DripPilotが1日に選ぶ本数の範囲です。実際の本数は範囲内でランダムに決まるため、機械的な規則性が出ません。
- 公開時間帯
- 例えば「9:00〜21:00」のように、1日の投稿を公開してよい時間の範囲です。時刻は範囲内でランダム化され、投稿間には最低15分の間隔が確保されます。
- 開始日
- DripPilotがスケジュールの割り当てを始める日付です。新しい下書きは既存の予約の後ろに続けて配置されるため、スケジューラを再実行しても安全です。
- 投稿タイプ
- 対象を特定の投稿タイプ(初期設定は「投稿」)に限定します。編集記事以外にカスタム投稿タイプを使っている場合に便利です。
- カテゴリ
- 特定のカテゴリの下書きだけをスケジュール対象にしたい場合に指定します。それ以外の下書きには影響しません。
- 並び順
- 下書きをランダムな順番でスケジュールするか、投稿日が古いものから優先的に処理するかを選べます。
- ウォッチドッグリカバリ
- 公開予定時刻を5分以上過ぎた投稿を15分ごとに検知し、自動公開する機能です。初期状態でON。予約失敗ゼロを実現している中心的な設定です。
- 通知先メールアドレス
- WP-Cronの停止を検知した際に警告を送るメールアドレスです。初期値はサイト管理者のメールアドレスです。
外部cronの設定
DripPilotは標準のWP-Cronだけでもそのまま動作します。外部cronは、アクセス数が少なくWP-Cronのアクセス起動型スケジューラが安定して動かないサイト向けの、あくまで保険的な機能です。必須ではありません。設定しない場合も、内蔵のウォッチドッグが取りこぼした投稿を救済します。
レンタルサーバー
多くの管理画面(cPanel、Pleskなど)には「cron設定」の項目があります。DripPilotの設定画面に表示される外部cron用のコマンドをそこに貼り付け、15分ごとに実行するよう設定して保存してください。
VPS・専用サーバー
`crontab -e` を実行し、DripPilotの設定画面に表示されるコマンドを新しい行として追加します。実行間隔は15分ごと(`*/15 * * * *`)に設定してください。
自宅サーバー
Linux/macOSでは`crontab`、Windowsではタスクスケジューラを使い、同じく15分間隔で設定します。コマンドは設定画面に表示されているものと同じです。
cron機能自体がないホスティングの場合は、DripPilotの設定画面に表示されるURLをcron-job.orgのような無料の外部pingサービスに登録するか、設定自体を省略しても構いません。その場合も通常のWP-Cronとウォッチドッグが動作します。
トラブルシューティング
予約投稿が公開されない
まずDripPilotのステータスカードでcronの警告が出ていないか確認してください。WP-Cronが停止していれば警告とともに上記の外部cronガイドへのリンクが表示されます。cronが正常な場合は、他のスケジューリング系プラグインとの競合、「設定 → 一般」のタイムゾーンがサーバーと一致しているか、予約日時が過去になっていないかを確認してください。
ダッシュボードにcronの警告が表示される
しばらくcronイベントの発火が確認できていない状態です。上記のガイドに沿って外部cronを設定するか、wp-config.phpで`DISABLE_WP_CRON`がtrueに設定されたまま代替のcronジョブが用意されていないかを確認してください。
投稿の公開間隔が詰まりすぎている
DripPilotは投稿間に最低15分の間隔を確保し、本数と時間帯の組み合わせが窮屈な場合は自動的に間隔を調整します。公開時間帯を広げるか、1日の最大本数を減らすことで、より余裕を持って分散できます。
設定をやり直したい
ダッシュボードの「キューをクリア」を使うと、DripPilotによる予約をすべて解除し、元の下書き状態に戻せます。そのうえで設定を見直し、スケジューラを再実行してください。